スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

瞑想と体重計①

昨今は、男性でも女性でも
健康やダイエットに
気を使っている人は
多いのではないでしょうか


そんな人たちの日常では、当然
「頻繁に体重計に乗る」という行動を
とっています


実は
この「体重計に乗る」という行為は
「瞑想」にとてもよく似ています


体重計の目盛りの値が減少すると
体の余計な重さが取れ
軽やかで、健康的になります
見栄えも良くなることでしょう


それと同様に
瞑想も上手くいった時には
「苦」や「気持ちの重さ」が
減少したように感じる訳です


少し似ていますね


しかし、ここで注意が必要なのは
「体重計に乗る行為」や「瞑想」だけを
したとしても、目盛りの値は減少しない
という点です


1日の内に
体重計に何回も乗ったとしても
それだけでは目盛りの値が
減少しないのと同様に
朝晩熱心に「瞑想」したとしても
それだけでは「苦」は減らないのです


「体重計に乗る行為」そのものに
目盛りを減らす効用がないように
「瞑想」特に静かに座る瞑想には
「苦」を減らす効果はありません


どちらも「その時の状態」を
計測するだけなのです


なので、近代の瞑想では
静かに座る瞑想をする前に


怒りや悲しみを解放するカタルシス
おこない
今までの自分がしないような行動を
取って、既成のバイアスを壊したり
風変りな行動を取っている
周囲の人や自分を俯瞰するワークを
行ったりします

 

どちらかというと
このワークの方がメインであり


そのワークの中では
いろいろな「気づき」を感じたり
自分のトラウマや心的な執着傾向も
知ることができます


そして、その後の静かな瞑想では
その「気づき」の消化と確認をする
ということになる訳です


一般の人達から見るとそのワークは
奇妙で、滑稽で、少し恥ずかしく
狂気すら感じられる場合も
あるかも知れませんが
そのように感じる既成概念や常識という
「鎖や拘束具」を、わざと
炙り出すためにする訳です


こういったワークは
自分に合えば、とても効果大です
質の良い主催者のワークショップを
探し当てるのも大変ですが、もし
機会があれば受けてみるのも良いかも
しれません


ただ、こういったワークは
時間もお金もかかりますので
そんなに頻繁に受ける訳にもいきません


仮に、ワークを定期的に受けたとしても
または、大きな瞑想会で良いムードに
なったとしても
それは
月に数回だけ、体重計に乗る前に
近所を懸命に走っているような感じです
走ったその直後には
体重計の目盛りは少し減りますが
普通の生活に戻れば、また元に戻って
しまうことも多いはずです


やはり、私たちには
普段の日常の中で
自分で無理なく毎日できる
スピリチュアルワークが必要なのです


禅僧は、座禅を大切にするのと
同じくらいに
日常の作務を大切にしています


また、昔のヨガの修行者も実は
肉体的修行をする前段階に
日常での在り方を学びます

 

たぶん
日常の中で「気づき」が現れれば
スピリチュアルな課題の9割方は
済んでしまうようにも思えますし
むしろ、当たり前の日常の中にこそ
その鍵がちりばめられていると感じます


もちろん
質のいいワークショップや瞑想会も
「強い助けや勢い付け」になることは
間違いありませんが、それでも
主力は、日常にあると思います


明日のブログでは
日常の生活の中で
スピリチュアル体重計の
「苦や心の重さ」という目盛りを
減らす方法を書きたいと思います

 

関連 瞑想と体重計②