スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

自分が本当は何をしたいのか分からない

自分が本当は何をしたいか分らない人は
頭に霧が掛かったような感じだったり
少し虚無的な感覚を感じたりして
本人はあまり良い状態でないなと思って
いるのではないでしょうか


ですが、その人は
実は素晴らしく正しい状態にあります


何故なら、その人は
無意識に自分の中心を見ているからです


その人のマインドの中にも
「健康になりたい」
「綺麗になりたい」
「恋人が欲しい」
「独立して仕事を成功させたい」
「お金持ちになりたい」
などなど
何かしらの欲求はあるはずなのに
それが「本当にやりたい事」とは思えず
それらのもっと奥を見つめているからです


結果
「やりたい事がわからない」という
正解を得ているのです


それはどういう事かというと
その人の中心にある本性は
真我や「それ」や神である訳ですが
それらは
意図も意思も個人性も持たないからです
だから、やりたい事が見つからない
分からないという事になるのです


その人は
自分の中心に自分の本当の意思や使命が
あると思っています
ですから
沈黙する真我や「それ」や神に失望し
虚しさを感じてしまうのです


しかし、その人は、自分の中心の
「沈黙」や「分からないこと」と
コンタクトを取っている訳で
これは、かなり凄いことであるのです


では、自分の
「本当にやりたい事」とか「意思」は
何処にも存在しないのでしょうか?


そんなことはありません
それは存在します


実は
「本当にやりたい事」とか「意思」は
その自分の中心の深部ではなく
もう少し浅い所に2つあります


一つは
魂=「こころ」です
これは、
原初の個人性、本来の心、魂、身体とも
言い換えることができます


しかし、この魂「こころ」は
どこから来たかも判らない
価値観や概念という小さな亡霊たちに
これでもかと張り付かれています
なので、現状では
彼の声を聞きにくい状態なのです


その亡霊たちを見破って
剥がしていく必要があります


この「こころ」に張り付いている
亡霊たちには
「理由がある」
「意味がある」
「ストーリーがある」
「ためになる」「無駄がない」
というような特徴があることが多いです


この剥がす作業は、ゲームだと思って
地道に、楽しみながら
見破って行くしかありません


けっこう前にスピリチュアル界隈で
「ワクワク」という言葉が流行ったことが
あります それは
心の「ワクワク」に従っていれば
全てが良く回り出す的な主張でしたが
その流行った時期には


「ワクワクの声に従って
好きなものを買って、好きなものを食べて
好きなことをしていたら、お金が無くなる
だけで、何もいいことは起こらない」
と、いう声もよく聞かれました


これは、魂の声ではなく
亡霊たちの「ワクワク」を
聞いてしまったのでしょう


なぜなら魂は、良い事が起こるはず
といったような「期待」という概念は
持ち合わせていませんから


この「ワクワク」が流行ったのも
亡霊たちが
「これは美味しそう、使えるかも」と
思ったからなのかも知れません


亡霊にとっては
ほんとうの大事なものや聖なるものは
「ワクワク」というよりも
「つまらないもの・退屈なもの」
と感じられてしまいます


なにせ、今のこの世界は
ほとんど亡霊の世界になっていますから
メインストリームで流行るものというのは
亡霊が好むものであることが多いのです


そして、本題の
本当の魂「こころ」の声ですが
この子は、そんなに雄弁ではありません
それを加味して
声を聴いてあげる必要があります


そして、この子の主張の特徴は
「理由がない」「ストーリーがない」
「期待しない」です
これは、過去と未来でなく今にいる
という事です
そして「身体に関係している」場合が
多いです


判りやすい例は「恋」です
外見が好みな訳でもなく、性格が良い訳
でも無いのに、何で好きになったんだろう
というあの事例ですね
ただ、亡霊が絡む恋もありますので
自分で吟味していく必要があります
深刻さや辛さが入って来た時は要注意です


男の人などは、寒くて暑くて不便で危険
なのに、何で僕はバイクがこんなに好き
なんだろうという感覚です


服を買う時など
自分以外の人類が絶滅したと想像して
たった一人でこの服を着たとして
それでも私は楽しいと予想できれば
その購入願望は、魂の声です


魂の声が聞こえるのは
これからやりたい事でなく
既にやり始めている事に付いてで
ある場合が多いです
そして、頭ではなく、胴体から
声が聴こえます


楽しみながら、地道に聴いていきます


そして、一番大事で聴きづらい魂の声は


「得意なこと」です
これは
あなたが自然に出来てしまっているので
その声が当たり前すぎて聴きづらいのです
周りの人に聞くと良いかも知れません
意外に、すらすらと出てくるものです
定期的に色々な人に聞いてみて下さい


それは複数個出てくるかもしれませんよ
「人の話を聞くのがうまい」とか
「場を明るくさせる」だとか
「整理するのがうまい」「癒すのがうまい」
「人をまとめるのがうまい」「運転がうまい」
出てくる答えは何気ない事かも知れません
でも、その当たり前に得意なことが
魂が、喜々としてやりたい事なのです
是非やらせてあげて下さい


また、魂の声を聴き、触れ合う際に
よく、忘れがちになってしまいますが
魂「こころ」は、あなたの本体ではない
という事を何度も思い出すことが大事です


そして、これらのこの魂には
人類救済の使命や人類に夢を与える使命
のような概念的なものが刻まれている訳
ではありません


名だたる覚者の魂にも
そんなものは刻まれていません
あなたと全く同じです


魂「こころ」の声を聴くのが
一つ目でしたが、肝心の二つ目の声は
魂より少し深いところ
本当のあなたにより近い所の声です


それは、外側の声です


マインドや魂は、
「私は皮膚の内側に存在する」と
思っていますが
実は、内側も外側もあなたなのです
外側のあなたの声は、可哀想なことに
忘れられているのです
それを聴きます


例えば
自分のおばあちゃんが、突然一万円の
お小遣いをあげると言い出したと
しましょう 
するとあなたは
「もう、私は大人なんだからいいよ」と
断ったりするのではありませんか


または知り合いが、あなたの得意とする
アプリケーションでの手助けをお願いして
きたとしましょう
その時、あなたは(この人の為に、
面倒なことをする理由がない)と思って
断ったりしていませんか


これは、実は
あなたがあなたに1万円をあげたくて
あなたがあなたを助けて欲しいのです


おばあちゃんも知り合いもあなたなのです


そしてこれらは
「あなたのやりたい事」なのです


このワンネスの流れを阻害しているのは
「皮膚の内側が私だ」という
「私」の大亡霊と
「大人だから」「理由がないから」という
価値観の小亡霊です


この「外のあなた」の声を
ちゃんと聞いてあげると流れが本当に良く
なっていきます


そして
スピリチュアルイベントの最中や
何かのきっかけで突発的に起こる
ワンネス体験ではなく、生活の中での
継続的なほんとうのワンネスの理解に
役立ちます
これは、かなりお薦めです


魂の声と外側のあなたの声
この二つの声が
「あなたが本当にやりたい事」なのです
是非、聴いてあげてくださいね


-補足-
外の声の中にも悪意という悪い亡霊が
いますので
そこは、きちんと身体の守護者である
「本当のこころ」を発動して自分を守るべきです