スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

魂という名の柔らかい電球を磨く

一般的な人は、他の人を見る時
この人は献身的で明るい人だな、とか
この人は身勝手だけど仕事は出来る、とか
ある一つのイメージで見ています


そして
献身的で明るい人が、我儘な態度を
取ったりすると


「この人らしくないな」
「どうしちゃったんだろう?」
と心配になったり
叱責したりもします


そして
心配された方も
「こんなのは私じゃない」
「いつもの私に戻らなきゃ」と
少し焦った感じになったりしますし
少し憂鬱になったりもします


でも
スピリチュアルな人達の対応は違います


スピリチュアルな人は
「この人は、普段はこの一面を出して
いるけど、今出したこの違った一面も
この人なのだ」と、感じます


それと同時に
「発現する全ての面はこの人であるけど
本当の意味では、この人の本体では無い」
とも、捉えます


そして、その眼差しに
憂鬱だった人は救われます


これはとても地味な日常の一コマですが
実はとても素晴らしいことです
もしかすると、あなたはもう
その経験があるかも知れませんね


人の精神は多層で出来ています
その中心部が本体で
それは個人性の無い光です


そして、あなたの身体が出来た時
最初の個人性「魂」が生まれます
それは透明な無垢の泡のような存在で
生き抜く事、能力を発揮する事を
使命としています
それと同時に非個人性の光を顕現化する
拡散膜のような役割も果たします


電球に例えると
発光するフィラメントが非個人性の光で
外側のガラスの球体が魂のようなものです


非個人性の光と個人性の無垢が
調和していた黄金の時期は
0歳から3歳くらいまで続きます
その時は「今」に生きていますので
記憶がありません


その後も無垢な魂で生活を続ける訳ですが
その幼い身体の性能では対処できない事や
全く理不尽な概念に因る攻撃にさらされる
ようになると、または
安全と食料という本能が満たされないと


防御や対策のため
魂の膜の上に様々なコーティングを
するようになります


たとえば
お人形遊びをする優しい男の子がいれば
「男のくせに気持ち悪い」と
言われるかもしれません


その男の子はコーティングして
その優しさを見えなくします


理不尽に暴力をふるわれる子がいれば
対策として自らが暴力的になるか
相手が望む反応をしてやり過ごすか
するでしょう
それもコーティングです


親の望む価値観しか
認められないのであれば
生きるために
その価値観をコーティングするでしょう


そして
中学生、高校生と進むうちに
既存のコーティングで対応できなければ
新たにフレンドリーなコーティングや
良い人コーティングをするかも知れません


大体、私達は
一番外側のコーティング層と
同一化していて
それを自分だと思っています
ですが、そのコーティングは
実は流動的で、何かの切っ掛けで
下層のコーティングが現われたりして
戸惑ったりもします


とても尊敬できる良い人なのに
何故かトラブルを引き寄せる人や
妙に運が悪い人がいたりしますが
それは何かの原因で
下層コーティングが活性化しています


コーティング毎に周波数があるので
外部環境の周波数とのシンクロが
引き金になることもあるかも知れません


そして、時が経つうちに
その魂という名の柔らかい電球は
何層にもコーティングされてしまい
中心のフィラメントの光は
外に放射されることは無くなっています


スピリチュアルを探求するという事は
この魂にコーティングされた様々なものを
剥離させるという事です


コーティングの各層にシンクロすると
胸を締め付けられるような感覚を
受けると思います
それだけ強力に塗装されている証拠ですが
過度に評価する必要はありません


過大な評価をするとそれだけで
コーティングを強化してしまいます


結局それらのコーティングは
ただの塗装です
ペンキに過ぎないのです
あなたはペンキではありません


魂を磨くとは
まず魂の電球の上に
何重にも塗装されたペンキを
剥離させることです


剥離剤として瞑想も良いですが
日々の中で観察し見抜く方がよいでしょう
亡霊のように、見抜かれると霧散します


そして
ペンキを落とした後は、魂自体
柔らかい電球自体のメンテナンスです
それは
身体(魂)の本能を充足させ
その能力を発揮させることです


動物と一緒に暮らしている人なら
判ると思いますが
動物たちは、安全、食料、愛情を与え
本能を充足してあげると
本能から解放され天使のようになります


人間は、もう少し複雑ですが
原理はこれと同じです
ただ、人間は欲望に耽溺する傾向も
ありますので
食欲、安全欲、睡眠欲、性欲を満足
させた後、もうOKだという感覚も
見極めて下さい


そして
身体が得意な事をやります
これは、これから探すというより
すでに、当たり前にやっている
または、できていること
である場合が多いです
自分では認識しにくいので
他の人に聞くと
見つけやすいかも知れません


人間を幸せにする行動の起点は
この魂(身体)の得意な事なので
とても重要です


本能を充足させ
得意なことをしていると
電球のガラス、魂の膜自体が潤い
透明度が増していきます


こうして魂を磨いていくと
あなたからは非個人性の光
ジャッジの無い光が溢れ出る事でしょう


あなたは次第に
本当の意味で明るい人となります
マインドレベルの明るい人でなく
本当に明るい人というのは
本当に光を発しているのです


その光は人も人以外のものも救います