スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

俗物であることを謳歌する

あなたの本性はとても美しいものです
これは本当に間違いありません


透明で瑞々しく
静寂で無垢で無限です
そして、やさしく輝いています


あなたがスピリチュアルに惹かれるのは


自分の中心のその光から誘われ
自分の外側のその光から誘われて
いるからでしょう
(自分の外側も本当のあなたです)


あなたは「聖」に惹かれています


自分の内側や外側の本当の自分
その聖なるものを探求することは
素晴らしい事です


しかし、それと同時に
「陽気で俗的な自分」も
愛してあげて下さい


愛してあげるという事は
ジャッジ無しに認識してあげる
ということです


「俗物の自分」を
愛してあげることは
あなたの強さ
あなたの生き易さにつながります


例えば
お金が大好きでもいいのです
女好きでも、男好きでも
同性が好きでもいいのです
名誉や出世が好きでも
ケーキが好きでも
酒や煙草が好きでも
ダラダラするのが好きでも
競う事が好きでもいいのです


これらの自分の「俗の部分」を
愛してください


これらは「俗」という名で
少し軽く見られていますが
本当は聖でも俗でもなく
ただ「それ」です


そして
これらの「俗の部分」というのは
あなたにとって
実は、非常に重要な課題なのです


「やり切る」ようになっている事
謳歌し切る」ようになっている事
なのです


あなたという「個人の場」は
川の中の流れの様なものです
あなたの「俗」も流れの大事な一つです
その流れに逆らえば抵抗が起こります
その抵抗とは
苦痛や無理や不幸を指します


あなたの「俗の部分」を屈託なく
豊かに謳歌してください


そうする事で「聖」も「俗」も
実は同じものだと理解できます


それは
螺旋階段によく似ています


ぐるっと全周を体験しないと
上には昇れません


聖の通路だけを通っても
俗の通路だけを通っても
ダメなのです


人によっては
その俗物成分がとても少ない人も
いるかも知れませんが
その少ない部分も大切にしないと
螺旋通路は通れません
そうでないと
「聖」の部分だけで足踏みすることに
なります


自分の好きな「俗」が分からない時は
「魂」に尋ねて下さい


魂はそんなに高尚なものではありません
気軽に尋ねてOKなのです
端的に言って、魂とは「身体」です


しかし
その「身体」は中空の楽器の様なもので
その中空の中には様々なエネルギーが
流れています
それが身体と共鳴して
綺麗な音を奏でているのです


身体の中のエネルギーは
外側の色々なものに反応しますが
変なものに反応したエネルギーは
無視をして
あなたに昔からあったエネルギーを感じ
それに尋ねて下さい


とは言っても、もうあなたは
既にそれが判っていると思います
あなたがどうしても興味を持ってしまう
ものがそれです


その興味がどんなものでも
マインドや概念で裁定したり
価値基準で否定したりしないでください


「聖」に興味のある人が
中々「俗の部分」で上手くいかないのは
「俗」を嫌うからなのです


それは片足でダンスを踊っているような
ものです


「聖」と「俗」の両方に足場を持てば
ダンスはもっと上手に踊れます


そして
陽気にその「俗」を謳歌
楽しみ切れば


それは、至福の薫りを残し
やさしくその場を離れていくでしょう