スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

「自分らしさ」からの解放

あなたの中にある
ネガティブと思える感情
怒りや嫉妬や憂鬱などについて


巷では
それを手放しましょうとか
解放しましょうとかと
よく語られます


そして、同時に
自分らしさを大事にして
「あなたらしく生きましょう」
と勧められたりもします


当然
ネガティブな感情は
あなたを苦しめるので
手放した方が良いのですが


実は「自分らしさ」も
知らない間に、あなたを苦しめています


約束は絶対守る
服のセンスがいい
弱いものに優しい
温厚で怒らない
絶対裏切らない
譲れない信念がある
面倒見が良いとか
いろいろと複数個あると思いますし
もっと個性的な「あなたらしさ」も
あると思います


そして
この「あなたらしさの範囲」から
少し踏み外すと
「君らしくないよ」と友人などから
言われたりしてしまいます


自分でも「自分らしくない事をした」と
思って落ち込んだりします


しかし、この「自分らしさ」とは
本当に「あなたらしさ」なのでしょうか?


その自分らしい行動をする事で
あなたが、気持ち良いのであれば
それを続けていけば良いのですが


もし「あなたらしさ」というイメージ
の為に、それを演じているのならば
または、それを重荷に感じているならば
そんな「自分らしさ」は捨ててしまった
方が良いのです


ただ、自他共にあなたのイメージを
確かなものだと、決めてしまっている
場合は、なかなか、その苦しさに
気付かないかも知れません


そんな時は、試しに少しだけ
自分らしさのイメージに反した行動を
取ってみて下さい


意外と解放された気分になったならば
その「あなたらしさ」は
今あなたに必要のないものです
捨ててしまいましょう


本当のあなたには
イメージなどというものはありません
もっと自由なもの
何者でもないものです


「自分らしさ」とか「自分のイメージ」と
いうのはあなたを苦しめるものです


海外旅行などでは
なぜか心が解放された気分になります


これは、現地の人達が
あなたに対しイメージを持たないからです


普段住んでいる日本では
「この年頃のこんな服装の人」は
こうするのが普通だとか、常識だという
周りの人とあなた自身の想念が
充満していて、それに皆が拘束され
それを無意識に演じていますが
海外では、それらが少ないからなのです


異国の空港に降り立った時
「こうすべき」や「常識」といった
想念は、とても少ない訳です


実は「自分らしさ」という物も
あなたがあなたに課している
「こうすべき」や「常識」なのです
それも同時に減少しています


その時、あなたは何者にもなれて
何者でもないのです
そして周りの人たちも、あなたも
それに疑問を持ちません


異国の空港に立った時
解放を感じるという事は
あなたは今まで「あなたらしさ」を
演じていただけという事です


そして、この解放感は
「自由に好きな者になれる」から
得られるというよりも
「あなたは本来、何者でも無い」
という本質を、無意識に感じるから
得られるのです


日常生活の中でも
「苦しみ」になっているかも知れない
「自分らしさ」を疑ってみましょう
そして、それを解放してみて下さい


重さが無くなっていき
静かな安心感を感じられる筈です