スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

【簡単】ハイヤーセルフの声を聞く方法


スピリチュアルな人は、稀に
ハイヤーセルフの声が聞こえる
という人がいます

古の覚者や預言者
天の声や神の声が聞こえたとも
言われています

また、突然
啓示を受ける普通の人もいますし

現代に生きる覚者でも
宇宙の叡智からのガイダンスを聴ける
という人もいます


これらの現象は、とても神秘的であり
もし、本物で本当であるならば
人生を生きる上で
なかなか便利そうです


とは言っても、普通の私たちは
「その仕組みも、聞く方法も
まったく想像がつかないよ
というか、それって本物の
ハイヤーセルフの声なの?」と
疑ってしまいます

おそらく
街で売られている商品にも
本物と偽物があるように
この巷で聞かれる
ハイヤーセルフの声も
玉石混合でしょう


なので、最初に
本物のハイヤーセルフの声
本物のガイダンスについて
お話しします

ここでは、ハイヤーセルフの声や啓示
ガイダンスは、まとめて
「天の声」と表現する事にします

そして、まず
天の声が聞こえる人と聞こえない人の
状態の違いを説明したいと思います


通常の私たちにとって、この天の声は
もちろん、聞こえません

ただ、そんな私たちにも
「聞こえている声」というものが
あります、それは何かと言えば
「自分の思念の声」です

私たちは、意識の中で
自然に浮かんでくる思いや意見を
自分の声として、聴いている訳です

そして、今回のテーマの
「天の声が聞こえる人達」もまた
私たちと同じように
意識の中で思いや意見が浮かびます

ですが
天の声を聞くことが出来る彼らと
聞けない私たちには
少しばかりの違いがあります

実は
声が聞こえない私たちの意識の中には
「自我」というものがありますが
天の声が聴ける彼らの意識の中には
「自分という概念」がないのです
つまり、自他の境界がありません

彼らは、何らかの理由で
自分の中には
「自分も他者も存在していない」と
感じている人達なのです

彼らの意識の中には誰もいません

そして、誰もいない筈の空間で
意見が聞こえた時
姿が見えない誰か、もしくは
自分でも他人でもない誰かの声が
聴こえてくると感じる訳です

彼らは最初、混乱します、しかし
その聞こえる声の聖なる感じや
その真摯な内容から、それは
神の啓示や天の声なのだと解釈します

つまり
彼らは、エゴが消失しているがために
自らの「意識の中の思い」を
「天の声」として聴く訳です


そしてまた
天の声が聞こえる彼らには
「こころ」もありません

なぜなら
エゴというものを優遇し
エゴが得をするようにする為の
システムが「こころ」であるので

エゴが無いとなると、当然
エゴを防衛するシステムも
必要ないからです

天の声が聞こえるその人は
ノーセルフ・ノーマインド
いわゆる、無心無我です


しかしそうなると、結局
「天の声」を聴く彼らも
「自分の声」が聞こえる私たちも
聴いている声自体は
意識の中に自然に浮かんだ
「単なる思い」に過ぎない事になります

「そこに自我があるかないか」の
違いだけなのです

案外、仕組み自体は簡単です

ただ、この仕組みだけを聞くと
「なーんだ、ハイヤーセルフの声は
自分の思念と同じものなのか!
じゃあ、大したものではないな」
と、思いがちですが

それは違います

やはり
無心無我の状態の人の意識に
浮かんだ思いや意見は
特別なものとなります

まず、無心無我のひとは
自他の境界が無いので
自分の為でもなく、他人の為でもなく
すべての世界にとってのベストな考えが
ごく自然に、意識の中で浮かびます

また、無心無我の人は
何の想念にも取り憑かれていないので
ありのままの世界を見ています

その結果、何かの想念や幻想に
取り憑かれている人達や社会が
何で苦しんでいるのかが
手に取るように解ります

例えば
何かの思い込みや、常識のせいで
自ら進んで熱湯の中に手を浸けては
熱い熱いといって苦しんでいる人々や
社会集団に対して

「その思い込みを捨てて
お湯から手を上げた方がいいよ
そして、そもそも、その手も
あなたの手ではないよ」と
自然にアドバイスができるのです

また、争っている二人に対しては
「自分の右手で自分の左手を殴るのは
無益なことだよ」と
アドバイスをします

やはり、本物の天の声は
かなり本質的で頼りになります


そして、次は
注意すべき「偽物の天の声」についても
紹介しておきます

その偽物の声は、何らかの理由で
1人の人のマインド(こころ)が
「2分割状態」になってしまっていて
その片方のマインドの声を
天の声と勘違いする事で現れます

この場合
ノーマインドでないばかりか
マインドが2つも存在しているため
その聞こえる偽物の声には
マインドの特性が色濃く反映されます

つまり、自分のみの安全を過度に心配し
他者に対しては否定的攻撃的になります

もちろん、「こころ」の役割として
自我の安全を考え、他者を警戒するのは
現代社会では、当たり前なのですが
この場合は、天の声を騙って
まるで遠慮がなくなっている所が
良くないのです

そしてこれは
まるで「何か嫌なもの」に
取り憑かれているとすら感じる事が
あります

なので「こころの特性の強い声」には
注意が必要です


そして、最後に

本物のハイヤーセルフの声、神の啓示
叡智のガイダンスを聞くための方法です

ここまで読んで頂いた方には
もう既にお判りだと思いますが
それは、シンプルに
無心無我を目指すことです

つまり、意識の中に
自分も他人も誰も存在しない状態を
作るのです(つまり純粋意識です)

その理屈自体は、単純なのですが
常時その状態に持っていくのは
少しだけ修練が必要です

ただ、スポーツや武道などでの
ゾーンに入った時の感覚や
普段の生活の中の仕事や趣味で
夢中に取り組んでいる時に浮かぶ考えや
ボーっと気持ち良く青空を眺めていて
ふと浮かぶ思いなどは

「無心無我の思い」=「天の声」に
やや近いものがあります

もちろん、冥想などにより
無心無我に親しんで行くのは王道であり
その道を歩めば、徐々にですが確実に
その声が聞こえるようになるでしょう

はじめのうちは
無心無我の境地は無味乾燥なものと
感じてしまうかも知れませんが

その境地に
甘さ、爽やかさ、聖なる感じを見つけ
その優しさに恋をして、焦がれることが
達成のコツです

「無心」という名の素敵な彼氏の
ムードに夢中になっていくと
「想念」という昔の彼氏のことは
興味が無くなってしまう感じです

無心無我は
けして特別で特殊なものではなく
むしろこれが、私たち本来の状態です
そして、その世界の中では
いつも正しい声が聴こえてきます