2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
手には五本の指があります。その指たちの一員である薬指ちゃんはいつも悩んでいました。 「私は中指さんよりも短くて恥ずかしいそれから、親指君よりも力がないわ」と いつも悩んでいてブルーでした。他の指たちもそれぞれ悩みを抱えています。 親指くんはス…
評価をされている人や成功している人才能がある人などと、自分を比べてしまい自分の不甲斐なさに落ち込んでしまう時が誰にでもあります。 重く落ち込んだままの状態の君もいることでしょう。また、社会的基準に照らして自分をダメな人だと思っているかも知れ…
ある種の悟りに達した人達が見る世界は「沈黙や無」が「個人性のない意識」を認識している風景です。 つまり、世界の構成が主体=「無・沈黙」客体=「意識」であると感じられる訳です。 そこには主体と客体という二つのものが存在しています。 ここに分離が…
「私」が消失し個人性が消えると感じ方が変化します。 私の身体ではなく、ただ身体があり私のマインドでなくただマインドが存在しただ感情があり、ただ月があるのだと、感じるようになります。 身体もマインドも感情も通常どおりに動いていますが、もはや特…
「私」とは、根拠なく妄想された自他を分ける為の印です。 コントロールできるものを「私」として認定しようとしても心臓の鼓動や思考などは月の運行と同様にコントロールできていません。また、身体は常に意識の中心にあるからという理由も根拠がありません…
世界にはたくさんの国があります。国連が認める国は193あるようですが この国という概念は「私」によく似ています。 国境という皮膚があり血管のような物流網神経のような通信網脳の役割は政府や議会内臓のような企業免疫機構のような警察、司法、軍色々…
「突発的に私が消滅する」といった意識の変容体験をする人は結構いると思います。 とても素晴らしい体験ですが大切にし過ぎず、同じ体験も期待しない事です。基本的に同じ体験は来ませんし過去や未来に捕らわれるといまを逃します。 気にしなくてもその体験…
最も信頼できる覚者の一人としてラマナ・マハルシがいますラマナは「私は誰か」を問いなさいと終始言っていました この問の答えを先に言ってしまえば「私は誰でもない」「私はいない」になります その昔は、その答えを自分で苦労して導き出す事が肝要である…
天体観測好きだった子供の頃、出所は失念しましたが、妙に忘れられないある記事がありました。 それは、高度に進化した宇宙生物に関する記事で、「その生物と人類がコンタクトをとる事を一番期待している者は天文学者でも生物学者でもなく、言語学者である」…