スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

瞑想と体重計②

前回の続きになります


日常の生活の中で
スピリチュアル体重計の
「苦や心の重さ」の目盛りを
効果的に減らす方法ですが


その方法とは


「いい雰囲気になる」または
「いいムードになる」です


この記事を読んでいる方の中には
「また、えらくふわっとした事を
言い出したな」と思っている方も
多いかと思いますが
これは本当なのです


「人の雰囲気」というものは
実は「全てに先行」します
そこが始点であり、その時点で
すでに終点は決しています


瞑想も、それを始める前の
「その人の雰囲気」によって
成功不成功が決まりますし
ワークショップに関しても
実際のワーク自体よりその時の
「場の雰囲気」が重要です


過去の記憶や思い出も
今の雰囲気によって編み上げられますし
将来の期待や不安も「今の雰囲気」を
ベースに作られます


そして、その肝心の雰囲気が
どのように作られているかと言うと


事実が「雰囲気」を作るのではなく
自分に対する自分の解釈やジャッジが
その人の雰囲気を作ります


そして、雰囲気が変われば
それに合わせて、意外に速いスピードで
世界は変わっていくのです


また
人の「雰囲気」というものは
意外に変化しづらく、わりと固定的です


よく世間では
落ち込んでいる人に対して
「全ては気の持ちようだよ」と
励ます人がいます
しかし殆どの場合、その励ました人は
本心では、その時の事実やジャッジや
常識を変えられないものと思っていて
「気休め」として言っています


また励まされた方も
「じゃあ、どうやって
気の持ちようを変えればいいんだよ!
ただの気休めじゃないか」
と思ってしまいます


本心ではない助言は
確かに嘘であり、気休めですが


紛らわしいことに
この助言の内容自体は正しいのです


では、私たちが「いい心の持ち様」
「スピリチュアル的いい雰囲気」を
作るには、具体的にどのようにしたら
よいのでしょうか?


自信をもって、お勧めできる
「いい雰囲気」を作るための
日常での指針が、3つありますので
それを紹介します


まず、一つ目は
「行動をする」です


目的が無くても行動します、寧ろ
目的なく行動する方がいいのです


思いつくことや少し得意なことを
してみましょう
それらが、やりたい事です


行動には、深遠な使命などというものは
ありませんし「ゴール」もありません


実は
「行動」とは「生きること」なのです


そして
この「生きる」ということの正体は
振動や鼓動や動きです


つまり「振動、鼓動、動き」=「行動」
な訳です、ですから
生きているのに「行動」をしないと
いうのは、例えるなら
回ることを止めた水車と同じで
そこには無理があり
エネルギーが滞ります


水車は回ることで喜び
人間は、ゴールや目的を気にせず
「ただ行動する」だけで
イキイキとします


「もう、疲れていて動けない」と
感じている人もいるかと思いますが
「疲れ」という感覚は
「動いたから」疲れているのではなく
「動かないから」疲れている場合も
多いのです


「やらされていること」であっても
自ら半歩踏み出せば行動となります


これは、けして急き立てている
訳ではありません
出来る範囲、疲れない範囲で
ゆっくりと、少しずつでOKなのです
「休息すること」も「小さな行動」も
りっぱな行動です


これらの「ただ行動する」ことは
「身体や魂」が望む事です
やがて、慣れてくれば
彼らが歓喜のリズムを刻み始めます


~したら行動を起こす
~の準備が整ったら行動を起こす
のではなく
完璧主義を捨て
翼が折れたままでも
傷を負ったままでも
あえて微笑んで少し進みます


2つ目は
「ベストを尽くす」です


これは、「私」のベストでもなく
誰かが期待するベストでもない
「ただベスト」です


少し解りづらいかも知れませんが
これは「自他の境界」が
薄くなるにつれて感じられるベストです
「ベスト」と言うと大げさに感じますが
その殆どが
小さく可愛らしいベストです


これを実行すると、「天」が喜び
天が、あなたを応援しだします


たとえ
ベストを尽くした上で失敗をしても
後悔の念はまるで浮かびません
ただ「動き」があり
ただ「流れ」があるだけです


3つ目は
「他者をジャッジしない」です


知らない事を憶測でジャッジしない
借り物の価値基準を使わない
意味を追求しない、ということです


裁定するための価値観は
元々あなたの持ち物ではありません
どこかの知らないおじさんが
考えだしたことです、いえ
おじさんが作ったオリジナルですら
ありません
それらは、離合集散する
浮遊するファントムなのです
この概念という亡霊から自由になります


この「ジャッジ無しの視線」は
あなた本来の視線であり
同時に「神の視線」です
これにより他人もあなたも癒されます


もちろん
単純な事実は、判断します
包丁を持って暴れている人がいれば
全力で逃げてから通報します
それは
熱したフライパンを触らない事と
同じです


日常の中での
この3つの指針は、それぞれ
「魂、天、神」に対応したものです
これらを、少し気にかけていれば
「雰囲気」は必ず良くなります


雰囲気とは
「身体を覆うモヤのような気」
という意味で、オーラの様なものです


そして
私たちの日常での雰囲気が良くなれば
瞑想という名の体重計に乗るたびに
「苦や心の重さ」の目盛りが
減少していることに気付くでしょう


関連 瞑想と体重計①