スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

親との関係性と浄化

親との関係性は
良い意味でも悪い意味でも
とても根深いものがあります


生まれたてのあなたが
生きていく為には
親とコンタクトを取らなければ
なりません


無垢な笑顔で親を喜ばせて
親の機嫌を取ったり
泣いて親の注意を引いたりします


しかし、親の人格は千差万別で
その親によってコンタクトを取れる
鍵穴の形状が違います


あなたは親の鍵穴にあった鍵に
なります
また、親も独自の鍵をもっていて
それを使って幼児のあなたと
コンタクトを取ろうとします


あなたは生きる為には
その鍵に合う鍵穴にならざるをえません


その鍵というのは親の価値観であり
鍵穴とはその価値観に共鳴することです


あなたは柔らかい粘土のような時期に
その鍵や鍵穴になります


その粘土は年を経るごとに
段々と固くなっていき
その後、固着したその形のせいで
あなたはその関係性を引きずり
それが、人生のテーマのように
なってしまいます


あなたはその鍵と鍵穴で接触できる世界
しか、見ることが出来なくなります
違うタイプのものには興味や反応を
示さなくなります


または
鍵と鍵穴を形成できなかった場合は
親と繋がれなかった思いを残しますが
それも大きな意味では鍵と鍵穴です


少し変わった感覚を持つ人の中には
鍵と鍵穴の関係を視覚で見ることが
できる人もいるようです


その見える人には
鍵は、触手のように見えます
そして
その触手は、その触手に適合する
レセプター(受容体)を探すように
絶えず、うごめいています


フレンドリーで明るい価値観をもった
人格者の親に育てられれば
あなたは、生き易い、明るく楽しい
鍵と鍵穴になるので
そのまま楽しい人生を終えるでしょう


この場合、少し昔のほとんどの人達は
それが偽物の自分とは気付かずに
楽しい人生を終えていました


しかし、今の時代は
その楽しい人生の場合でも
そこに白々しさを感じる人
シッダールタのような感性の人が
少しづつ増えているようです


どうにも馴染まない
不本意な鍵と鍵穴を与えられた人は
とても苦しみますが、その人は
本当の自分を見つける機会を
確実に得ます
こちらは精神世界では
メインストリームです


鍵と鍵穴の関係に苦しめられる人は
光を求め彷徨いますが
稀に、救われる瞬間があります


その人達はその救いを
動物の眼差しや自然物の存在などから
感じます


それは何故かといえば
動物や自然物は
価値観を持っていないためです
鍵と鍵穴の正体は価値観なので
価値観を持たないものの眼差しに
浄化され、救われるのです


普通の状態では
つまりマインドで生きている時は
自分の価値観(鍵と鍵穴)を
肯定されたり賛美されたりすると喜びます


しかし
それを疑惑の目で見ている者
自分はそれではないと思っている者には
ジャッジしないもの達からこそ
強い光を感じます


動植物や本物の覚者は
あなたを褒めません
あなたの価値観に賛同も否定もせず
それを無視します
一言も喋らない場合もあります


その時、あなたが無意識の内に
自分の価値観が私だと思っているなら
または、覚者はこうあるべきだという
価値観を持っているのなら
動植物や覚者に光を感じないでしょう


もしかすると
自分の価値観を無視する彼らに
ちょっと怒りすら感じるかも知れません


普通の人にも光を発する人がいますが
その人に継続性や整合性を求めない
方が良いかも知れません


その人の人格や心が光を発している
訳ではないのです
彼らは明日、光らないかもしれません
整合性があるのは人格や心だけです


その時その人は
人格や心が無くなっている
若しくは
人格を演じる必要がないからこそ
光を発しています


リラックスしていて
真に自由である場合が多いようです


そして、もし
あなたが誰かに光を感じたなら
その時、あなたも光っているのです
この救いの交感が起こる時
あなたは悟っています