スピリチュアル自動日記

スピリチュアル.悟り.瞑想.についてメッセージを発信します

コロナウイルスと精神性

今、世界や日本では
新型コロナウイルスの不安が
広がっています


このウイルスは少し強いインフルエンザ
のようなものだと言う人もいますが


もしそうならば
体面をとても気にする中国が
都市閉鎖などする筈はないと思います


ただ、スペイン風邪の時のように
地域により毒性が異なり、日本では
あまり致死率が上がらない可能性は
ありますが…
(日本はなぜか致死率が低かった)


また、この件に対し
国として効率的な対策が出来ているのは
台湾くらいしか見当たらず
現状、日本は殆ど期待できません


確かにこれは明確な危機です


私達はどのようにこれを乗り越えれば
よいのでしょうか?


人は、危機が差し迫ると
精神性などは、どうでも良くなり
身体を生き抜かせる事を第一に考えた
モードになると思いがちです


確かにその時
生き抜く本能が主導権を取るというのも
間違っていませんし
身体の身を守る為に出来る事は
躊躇なく実行する必要があります


マスクをする
出来る限り人混みを避ける
体調を維持する
ビタミンCや海藻を取る


など普通にベターを尽くすべきです


しかし、それと同時に
この大きな社会不安時には
スピリチュアル的にも
とても、興味深い事が起こります


人々が危機を前にして
強制的に「今」に入らされることにより
集団的な瞑想の様なものが起こるのです


この身体は
3.11からの原発事故で水蒸気爆発が
起こった次の日、所用があり
東京のある駅にいました


その時のその駅前の人達の様子は
とても印象的で
今でもよく覚えています


その駅前の人達は、いつもと変わらず
絶えずガヤガヤとしていて
その周りにもバスや車の騒音が
普通にありました


しかし、その人たちの表情を見ていると
ある事に気づきました


それは
覚悟と諦めと瞑想が混ざったような表情で
辺りには騒音があり
いつもと変わりないのに
その人たちの頭上の空間には
無音の共鳴が起こっている事を
感じたのです


日本人は、神社で参拝をする時など
瞬間的にですが、本人も意図せず
瞑想の最深部に入ってしまいます


その駅前では
その参拝での状態によく似た
瞑想の大合唱が
起こっているような感じでした


「これは凄いな」という感想を持った事を
よく覚えています


そして、その瞑想の大合唱は
今回も感じられます


世界には大陸国家と海洋国家があります
大陸国家の人々は
大規模なクライシスが起こった場合
物理的に他の地域に逃げることが出来ます


ですが
日本やイギリスの様な海洋国家は
大規模なクライシス時には
逃げる場所がありません


その時
海洋国家の人達は
どのようにしていたかと言うと


人々は「縦に」逃げていたのです


つまり
精神性(スピリチュアル)を
向上させる事によって
クライシスを乗り越えていたのです


危機が起こるたびに日本人の精神性は
熱い鋼を鍛えるように向上していったの
だと思います


正直なところ
自然発生的な集団瞑想や
祈りのようなものが
世界や日本にどのように働くかは
正確には判りませんが
この大瞑想は、危機に際し
自動的に起こる精神的な覚醒作用のような
ものだと感じます


民族が、無意識に行う
スピリチュアルな自動運動
ある種の「神降ろし」のようなもの
かも知れません


また
これほどの危機では無くても
普段は目が閉じていて
小さな危機が起こった時に
俄かに開眼する人達は必ずいます
(実際、何度もそれは目撃しています)


この自動的集団瞑想と言うのは
大規模な危機に対し
各所で開眼する人が出現する事を
急がせる為に起こっている


若しくは、己がそうなる為の
胎動のようなものかも知れません


例えば
医療現場や省庁の中でも
職場や学校の中でも
家庭や町内でも
それは起こるでしょう


危機に際して開眼した者


その人たちは、自他を超えて
正しく判断し行動します


たぶん
どこにも逃げられない日本人は
ある時期から
この「民の精神性」のようなものを
瞬間的にブーストすることで
危機を乗り越えてきたのだと思います


混乱したり
何かに強く捕らわれている人達は
そのままかも知れませんが
開眼した人たちの数次第で
そこにはせめぎ合いが起こります


今回の新型コロナウイルス危機でも
開眼した人たちの勢力が勝れば
事態は良い方向に動くでしょうし
それは勝ると確信します


そして
この自動的な集団瞑想ではなくても
すぐに実際的効果をもつものもあります


それは
精神性(スピリチュアル)を探求する者
ワンネスを知っている者の行動や瞳です


これは
その者が属する社会や現場に対して
それぞれが
「薬」のような役目を持ちます


この「常備薬」は健康な時は
あまり意識されませんが
危機には存在感を発揮します


その常備薬達は
未来や過去に住んでいません
「今」に住んでいて
持てる環境や能力の中で
現実的にベストと思う行動をとり
それ以上恐れない、不安がらない
そして
期待も後悔もしない瞳
ありのままを見る明るい瞳です


それは社会にとっての光であり
本当の明るさです
人々を安心させ、正気にさせ
正常化させるだけでなく
全体の精神性を導きます


つまり、あなたの瞳や行動は
灯台の灯りのようなものなのです


自然発生的な集団瞑想は
その灯りを見る目を開く為にも
起こっているのかも知れません